家族のために働くには仕事を選ばないといけない

今回は100記事を突破した記念として家族のために
働くことに人生を捧げた父についてお話ししていきます。

 

 

 

 

父は幼少期から凄い苦労をしていました。

 

 

家族のために働くというのは僕や兄や母だけでは
ありません。

 

 

血のつながってない継父や妹のためにも身を粉に
して尽くしていました。

 

 

僕が本格的にアフィリエイトをやったのも父の代わり
に母へ恩返しをしたいと思ったからです。

壮絶な幼少期

父は5歳の頃に実父を亡くしています。

 

 

祖母が継父と再婚してから壮絶な人生が
はじまりました。

 

 

継父はかなり癖のある人物でとにかく自分
勝手な人でした。

 

 

まだ子供だった父と祖母がいるにも関わらず
浮気して家に帰ってこないこともあったそうです。

 

 

これだけならばまだよくある話ですね。

 

 

しかし継父が帰ってこないことに不安を感じた
祖母に継父を浮気相手のところまで迎えに
行かされたこともあったそうです。

 

 

普通は子供には浮気は隠すものですよね?

 

 

だけど浮気相手には効果があると思ったのか
もしれません。

 

 

また継父もそれで反省すると考えたのかも
しれませんが、その時の父の心情を考える
と切ないものがあります。

 

 

家族のために働くことを第1に考えた父と比べて
継父はそんな考えは全く持ってない人でした。

 

 

父は27歳で結婚してすぐに母の実家で母
方の祖母と祖父と暮らし始めました。

 

 

そこにも継父が乗りこんできて借金の催促を
してきたのです。

 

 

当時は父も給料が安くて母方の祖父と祖母が
肩代わりしたんだそうです。

 

 

この時も父は辛かったはずです。

 

 

しかも口では借金の理由が「お墓をたてる」だっ
たはずなのに実際は庭の見栄えをよくするための
石を買うためだったんですね。

 

 

なかなか借金を返さなかったので母が泣きながら
お願いするとムッとしてお礼も言わずに金をドンと
置いて返したと聞きました。

 

 

母方の祖父や祖母は優しい人でしたから父を
責めるようなことはしませんでした。

 

 

普通だったら絶縁するところですが父は継父を
見捨てませんでした。

 

 

旅行に連れていく(費用は全額父の負担)

出張の合間に会いに行き風呂で身体を
あらってあげる

 

 

僕ら家族のために働くどころか酷い目にあわされ
た継父のためにも頑張っていたのです。

 

 

気を良くした継父は身体を悪くする前までは
頻繁に遊びに来ていましたね。

 

 

「父を大事にせず母の実家にも迷惑をかけたの
によく遊びにこれるな」と思ったものです。

 

 

父も継父のようにはなるなと言っていましたが
決して見捨てはしませんでした。

自分を犠牲にして尽くした

僕はなにも恩返しができないまま父は
亡くなってしまいました。

 

 

 

 

父の人生は自分のやりたいことを犠牲に
して家族のために働くたものものでした。

 

 

幼少期から亡くなる直前まで僕、母
兄、継父のために働いていたのです。

 

 

朝早く出勤して帰宅は深夜

祝日も仕事のために出勤
慣れない土地への転勤
上司からの叱咤、理不尽な客からの要望

 

 

休日も関係なく47年間も欠勤せずに家族と
会社のために尽くしていました。

 

 

家族のために働くことだけで精いっぱいだった
と思います。

 

 

だけど家族サービスを忘れたことはありません。

 

 

毎週のように外食につれていってくれました。

休日は遊びに連れて行ってくれました。
誕生日は忘れずに祝ってくれました。
ボーナスがでたら美味いものを食わしてくれました。
雨が降ったら仕事場まで送ってくれました。
僕が会社で問題を起こしたら謝ってくれました。
僕が就職浪人しても嫌味なんか一回も言ったことがありません。

 

 

47年間も家族や会社に尽くして、やっと定年を
迎えて自由になれたのに亡くなってしまったのです。

 

 

病名は脳出血でしたが幼少期からの苦労や
心労も関係しているのは間違いないと思います。

 

 

父が集中治療室にいるときも僕は側にいれ
ませんでした。

 

 

あれだけ世話になって尽くしてくれた父が苦しんで
いるのに仕事を優先しなければならないのか
これだけ犠牲を払っているのにもらえる報酬は
一ヶ月をやっと食つなぐだけなのか
会社のオーナーや幹部を儲けさせるために犠牲
にしなければいけないものが大きすぎる

 

 

こう思ったのがアフィリエイトで本格的に稼ごうと
思ったきっかけです。

 

 

あなたはどうですか?

 

 

大拙な人のために、家族のために働くのは素晴ら
しいことです。

 

 

しかし働くところを間違ってしまうと時間を摂取され
るだけでピンチの時に助けてあげることもできません。

 

 

頑張るだけで幸せになれる時代は終わりました。

 

 

一生懸命やるフィールドを慎重に選ばないと使い
捨てられて大事な人生が終わってしまいます。

 

 

長期間働いて家族のために使うお金もなく、側に
いることもできないなんて悲しいと思いませんか?