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序章 現状と過去に戻る

 

 

その日は突然訪れました。
雪が解けて道路が見え始めた春の日のことです。

 

 

父親が食事中に兄と私に転勤になったこと
を告げました。

 

 

お前達は転校することになると・・・

 

 

子供だったので咄嗟に状況はわかりませんで
したから、「うん、わかった」と何となく返事をしました。

 

 

でも後になってから、転校になるということは農業を
やっていた祖父母、学校の友達とは離れなければ
いけないことに気付いたのです。

 

 

学校でお別れ会が終わった後の喪失感と友人や
祖父母と離れることの辛さは半端ではなかったです。

 

 

そして、いよいよ転校初日。

 

 

クラスメイトの前で挨拶して、僕がどこの班に入るか
を先生が決めました。

 

 

その班の班長が僕をイジメることになるA君だったのです。

 

 

まあ、私だけではなくて班全体がA君が怖くて逆らえ
ないって雰囲気だったんですけどね。

 

 

休み時間にみんなが遊んでいても座って、手を膝の上
に乗せて動くなとか給食でA君が好きなものが出ると渡
さなければいけないというルールがありました。

 

 

先生も若い女の先生だったので注意してもあまり効果
がありませんでした。

 

 

でも学校に行っている間だけなら何とか耐えれたかも
しれません。

 

 

僕は放課後もA君に目を付けられたのです。

 

 

毎日のように一緒に帰ろうと誘われて、断ることもできず
遠回りしてA君の家に行ってから帰宅する日が続きました。

 

 

当然、その間もA君の靴が濡れたら僕の靴と交換させら
れたり、怖いおじさんがいる家の庭に無理やり入らされる
などのイジメがありました。

 

 

A君が自分で壊したミニスキーを僕がやったことにされて
弁償させられるなんてこともありましたね。

 

 

母に文房具を買うとか理由を付けてお金を出して
もらいました。

 

 

この時は平静を保てるのは学校から帰ってきてからの
数時間と土曜日くらいでしたね。

 

 

夜になると「あー、明日も学校に行かなければいけないのか」
と憂鬱になったのものです。

 

 

イジメの被害者は土日や帰宅後の時間の大半を潰
されることになるんです。

 

 

まあ、A君は土日も関係なく習い事をさせられて友達
もいなかったので転校生で大人しそうな僕をストレス解消
の標的にしたんだと思います。

 

 

そんな辛い日々を助けてくれたのが兄でした。
A君を休み時間に呼び出してシメてくれたんです。

 

 

半端なく大きくて強かった兄の言うことにはA君も逆らえ
なくイジメは次第になくなっていきました。

 

 

また、母も学校で僕がイジメられていると訴えてくれたの
でA君の母親も僕に干渉しないよういにと言ってくれた
のも効いたのでしょう。

 

 

半年程度は辛い思いをしましたが、以降は不自由がな
い学校生活が続きました。

 

 

地元に帰ることもできて、中学校・高校・大学と順風満帆
に過ごすことができました。

 

 

しかし第2の事件は就職後に訪れましたのです。

 

 

第3章 懲戒解雇か?

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