やりたくないことはやらないが自由への近道

会社の命令は絶対だ
給料はどれだけ我慢したかで決まるんだ

 

 

僕が数ヶ月で辞めてしまった会社で最初に先輩から浴びせられた言葉です。

 

 

みんなそれなりに夢を持って会社に入ってきているんですよ。
面接でやりたいことを聞かれますからね。

 

 

でも入社してから僕を含めた同期50人に与えられた仕事は工場でのライン作業
でした。そのうちの何人かは行かなければならないのです。

 

 

研修を受けている時に突然中断されてその話をされたのです。
みんな行きたくないって雰囲気を醸し出していました。

 

 

その時に会社から飛び出したのは冒頭の言葉です。大変な時だから仕方がない
と同期の何人かはライン作業を受け入れていました。

 

 

入社式の時の夢うんぬんの話はなんだったのか?

 

 

こんな疑問を持ったものです。会社は利益をあげなければいけないですからそれを
作り出す仕組みに人をいれなければいけません。

 

 

それを拒むような人はいらないのですね。
社員の将来が第1ではないのです。会社が満足のいく利益をだせば社員のことを
考えますよということなんです

 

 

僕は恨んでいるわけではありません。
社長や幹部だって会社を倒産させるわけにはいきませんからね。

 

 

でも僕がその犠牲になるのは御免だと思いました。
仕事でもやりたくないことはやらないと決めていたのです。会社員をやっていると
やりたくもない仕事への移動の話もでてきます。

 

 

打診があると断っています。
それがダメならば転職して好きなサポートの仕事を15年程度もやっています。

 

 

他の仕事はやったことがないですね。
幸い扱いやすいと思われるらしく転職活動をしても数ヶ月決まらないなんて
ことはありません。

 

 

こんな生き方をしている自分は自由に生きていると考えていました。
でも「やりたくないことはやらない」を極めてはいなかったのです。

わがままになる

仕事自体は苦にはならないですがやはり会社員だと通勤があり決まった時間に
出勤しなければなりません。

 

 

多少なりとも嫌な客だっています。
どんなに転職しても下記の完璧な自由を手に入れるのは相当難しいのです。

 

 

経済的な自由

時間の自由
住む場所の自由
人間関係の自由

 

 

会社員だと給料はもちろん勤務時間、場所、配属部署など全てが会社が決
めるのです。

 

 

仕事の職種だけ好きなことであっても「やりたくないことはやらない」とはならない
ことに気づきました。

 

 

やりたくないことはやらないというのは時間、場所、経済、人間関係の全ての嫌な
ことを排除してこそ成り立つのです。

 

 

派遣などの非正規になりたくないと考えるのはなぜだと思いますか?

 

 

保証がないからだと言われていますが正社員に比べて自由がなくなるからなのです。

 

 

経済的→同じ仕事をしていても給料は少ない
時間→給料が安いので副業やバイトを掛け持ちするから自分の時間がない
住む場所→収入が少ないから住むマンションやアパートが限定される
人間関係→人間関係で悩んでも派遣先には言いづらい

 

 

こんな理不尽な状況のまま頑張ったって昇給なんかほとんどありません。
人生を会社に決められているようなものです。

 

 

しかも会社は僕らの将来よりも利益をあげることを優先します。
だったら僕らだって自分や家族を第一に考えましょう。

 

 

絶対に間違った考えではありません。
他人が儲けるために一生を捧げる方がおかしいのです。

 

 

最も重要な決定とは、何をするかではなく何をしないかを決めることだ

 

ステーブジョブズ

無駄な苦労はしない

やりたくないことはやらないようにするにはどうすればいいのでしょうか。

 

 

先程の4つの自由を手にするためにはまず先に雇われずに稼ぐスキルを身につける
必要があります。

 

 

このブログのテーマになっている「会社に依存せず稼ぐスキルをみにつける」とうこと
ですね。できると時間、場所、人間関係の自由は自然についてきます。

 

 

僕らのように資金がない凡人にできるのは情報発信です。
PCとネットで自分の価値観や思想やノウハウを発信することで報酬をえるのです。

 

 

そんなものがお金になるのかと思っているかもしれませんね。

 

 

しかし人の価値観や考え方は多種多様です。僕のように好きな職種の仕事を
したいから転職を繰り返していることを良く思わない人もいるでしょう。

 

 

でも自分がやっている仕事を天職だと思っている人からは共感されるはずです。
全員から共感されなくてもいいのです。

 

 

10人中8人に嫌われたって2人に好かれて商品を買ってもらえればビジネスは成り
立ちます。

 

 

自由を手に入れるには自分で稼げるスキルを磨くことに特化すべきです。会社に
いて内部でしか通用しない仕事に時間を使っている場合ではありません。

 

 

人生の貴重な時間を自分のために使うのは当然のことです。だから「やりたくない
ことはやらない」のです。

 

 

会社が利益のことを第一に考えているなら、僕らも自由に生きることを最優先
にしたってなにも悪くなりません。

 

 

あなたがやっている仕事はどこに行っても通用するスキルですか?突然会社が
倒産したって満足のいく生活ができるのであれば問題はありません。

 

 

あなたと同じスキルを持っている人が少なくて、応募する会社に年齢、性別、
学歴、職歴、転職回数の条件制限がなければいいでしょう。

 

 

そんな会社は少ないですよね?そもそも代わりがいないような凄いスキルを
もっている人なんてほとんどいないんです。

 

 

僕がいたプロジェクトでもエース級の人が突然いなくなりました。それ以前は
「あの人がいないとチームは持たないよね」と飲みに行った時に話していたもの
です。

 

 

実際にいなくなっても仕事は周りました。バタバタはしましたけどね。
それも数ヶ月すると何事もなかったかのようになっていました。

 

 

40代、50代の職探しが苦労するのは当然です。難しいから特定の人しかでき
ない仕事なんてほとんどない
のですから。

 

 

それだったら扱いやすく賃金が安い若い世代を雇いますよね。

 

 

こんな状況に陥る前に無駄な苦労はしない、自分で稼げるスキル以外の
やりたくないことはやらないと決める必要があります。

 

 

雇う側も厳しい時代ですが雇われる側にとっては死活問題です。国や
会社はコストカットに躍起になっていますからね。

 

 

今まで金持ちしかできなかった会社に依存しない生き方はPCとネットが
あれば短期間で手に入る時代なのです。

 

 

格差が開くというのは行動するかしないかの差なのです。

 

 

自分の心に素直になって「やりたくないことはやらない」と決心して、自分で
稼ぐスキルを磨くことに集中すれば僕やあなたにも実現可能なのです。

 

 

やってみなはれ。やらなわかりまへんで

 

鳥井信治郎

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